歯医者さんへのさり気ない気遣いは無意味か

歯医者さんは内科などに比べますと、一人当たりの診察時間が長いものじゃないですか。ですからその間は気が抜けないものですよね。まあ自意識過剰だと言われてしまえばそれまでなものですけれど、とにかく歯科治療中はずっと気が抜けない状態です。だって普段自分の家でゴロゴロ寝ている時なんて、ピッタリ足をそろえた状態にはないわけですが、しかし歯医者さんの診察台では行儀良く足をそろえた状態にしていますからね。それこそ緊張感があるというものでしょう。それに口を大きく開けている姿なんてマヌケなものだとは思いますけれど、しかしそれでも自然とかっこつけようとしてしまう自分がいるわけです。できるだけよだれをたらさないようにしようだとか、歯医者さんに負担がかからないように、口を開けているようにしようですとか、なんだかんだと歯医者さんに対して気を遣ってしまうのですよね。まあ歯医者さん側からしたらそのような気遣いはどうでもいいものだとは思いますが。